ここでは、ヘッジファンドランキング.comの管理人が実際に投資している日本国内の運用会社についてランキング形式でご紹介します。
判断基準は、
・運用方針
・運営者経歴
・リスクの低さ
・資金の流動性
に分けています。
個人投資家など多様なユーザー層に対して、定期的な運用経過の報告レポートなどを見ながら、独自に精査した結果です。
順位 | 会社名 |
---|---|
1位 | BMキャピタル |
2位 | エクシア合同会社 |
3位 | ヘッジファンド証券 |
1位:BMキャピタル(22/25)
運用成績 | ★★★★ | 7年以上にわたり毎年10%以上のリターンを出し続けている |
運用方針 | ★★★★★ | 日本株バリュー投資、ソフトアクティビスト |
運用者経歴 | ★★★★★ | ファンドマネージャーは東大卒・イギリス系の投資銀行出身 |
リスクの低さ | ★★★★ | 一部信用を使った買いもあるため4とした |
資金の 流動性 |
★★★★ | いつでも解約可能だが3か月のロック期間がある |
BMキャピタルは2013年の運用を開始したヘッジファンドです。
日本株のバリュー投資を中心に、これまで毎年10%以上のリターンを出し続けています。
ヘッジファンドを選ぶ上でのポイントでもある、ファンドマネージャーですが東京大学を卒業後、バークレイズ証券で実績を積んだエリートです。
最低投資金額は1,000万円からですが、安定的な運用を目指したい方にはオススメのヘッジファンドです。
BMキャピタルについてはこちらの記事に詳しく書いていますので、興味のある方は読んでみてください。
2位:エクシア合同会社(18/25)
運用成績 | ★★★★★ | 過去5年毎月配当マイナスはなし、平均年間リターン60%越えと神がかり的 |
運用方針 | ★★★★ | グループ会社への融資。融資先の系列会社がFXを中心に運用 |
運用者経歴 | ★★ | 元個人トレーダー |
リスクの低さ | ★★ | ベースにFXが関与するためハイリスク商品とはいえる |
資金の 流動性 |
★★★★★ | 調達資金300億以上、顧客6000人以上、毎月解約可能、圧倒的な流動性 |
エクシア合同会社(EXIA、旧エクシアジャパン)は2016年にサービスを開始した投融資会社です。
特筆すべきは圧倒的な利回り。
これまでマイナスを出しことがないことはもちろん、月平均でも4.60%の配当を出し続けています。
最低投資金額も100万円からと敷居が低いですが、BMキャピタルと異なり外国為替での運用であるため、比較的リスクが高いといえます。
エクシア合同会社についても下記記事で詳しく書いてますので、興味のある方は見てみてください。
3位:ヘッジファンド証券(17/25)
運用成績 | ★★★ | マイナスの年もあるが、平均して悪くない成績 |
運用方針 | ★★★ | マーケットバリュー、先物オプションも利用 |
運用者経歴 | ★★★★ | 外資系金融機関出身 |
リスクの低さ | ★★★ | 分散して運用している分リスクも抑えることができる |
資金の 流動性 |
★★★★ | 申込みから一定期間は解約できない |
ヘッジファンド証券は、証券会社の中でも珍しく、ヘッジファンド運用を行う金融商品のみを扱う会社です。
以前販売をしていた「エピック・ヘッジファンド・セクレション1」は、現在販売をしておらず、現在では1口1,000万円から購入可能な日本株ヘッジファンド運用商品を販売しています。
ヘッジファンド証券についても、下記記事で詳しく書いていますので、興味がある方はご覧ください。
大手運用会社VS国内の運用会社
大手運用会社が販売する投資信託やラップファンドなどの金融商品と、BMキャピタルなどの国内の運用会社のどちらに運用を任せるのかは、多くの投資家にとって悩みの種でしょう。
BMキャピタルやエクシア合同会社は社員権を販売し、投資家は社員権を購入するという形で出資をします。
この2社の場合は、自社の商品を代理店を通さず直接販売する私募募集となりますので、結果的にコストが安く投資ができるというメリットがあります。
一方、デメリットとしては、顧客資金の管理や保護については、3位としたヘッジファンド証券に比べると弱いと言えます。
ヘッジファンド証券が販売する金融商品であるエピック・バリアント・ファンドは、実質的には、系列の運用会社であるエピック・パートナーズ・インベストメンツ社への投資になります。
ヘッジファンド証券の場合、運用会社が資金を運用するために投資家の資金をうける「受け皿」をタックスヘブンであるケイマン諸島で作っています。
その商品(エピック・バリアント・ファンド)を金商法の法律に則って、ヘッジファンド証券が販売代行しています。
金融商品ですので、ファンドのセットアップコストや非常に高いですが、信頼性は抜群です。顧客資金も分別で管理をし、顧客の資金保護を徹底しています。
知る人ぞ知る若手のヘッジファンド
以上を踏まえて当サイトでは、サイト開設時よりBMキャピタルをオススメしています。
理由は大きく2つ。まずファンドマネージャーが、東京大学を卒業し、外資系投資銀行で実務を経験した金融エリートであること。
2つ目が抜群の企業分析で日本株を主体にした運用で毎年二桁の運用益を出している点です。
BMキャピタルは、大手の資産運用会社よりも高いパフォーマンスを出しており、過去の運用実績においてマイナスを出した年がありません。
日本株の分析に長け、長期的に安心して委託できるところから言えば、総合力から言ってBMキャピタルとなります。
ちなみに、ここで大切になってくるのは大手の投資信託を利用するにせよ、若手の資産運用会社を利用するにせよ、自分で納得いくまで調べるという学ぶ姿勢です。
そのためにも気になる資産運用会社を見つけた場合は、まず担当者の話を聞いてみることをおすすめします。
大切な資産ですのできちんと情報を調べて納得をしてから投資をするかしないかを判断するのが一番なので事前のリサーチは非常に大切になります。