
「ヘッジファンド証券ってどんな会社なのかな?」
「運用実績の良いヘッジファンドってどこなのかな?」
今のあなたはこんなことを考えながらこのページに足を運んでいるのではないでしょうか?
実は今回紹介するヘッジファンド証券というのは国内で最も人気があるファンド商品の取り扱い会社の1つです。どうしてヘッジファンド証券が人気があるかというと普通の証券会社では扱っていない私募型のファンドも扱っているからです。
もちろんこの話を聞いても「私募型のファンド」が何を指すのかわからないと何が凄いのかわからないと思います。
そこで当ページではヘッジファンド証券はどんな会社であり、私募型ファンドをはじめとした取扱商品の特徴、そして投資する際の最低金額や投資手順についてまとめてみました。
目次
ヘッジファンド証券はどんな会社なのか?
今回ヘッジファンド証券について紹介しますが、ヘッジファンド証券がどんな会社なのかわからないですよね。そこでヘッジファンド証券はどんな会社であり、何をやっている会社なのかについてはじめに見ていきます。
会社情報
ヘッジファンド証券というのは本社を東京都の霞が関に置いている日本の証券会社です。この証券会社の特徴は大和証券やみずほ証券のような大手の証券会社と違い、ファンド商品の販売代行に特化していることです。
この話を聞くと「ファンド商品の販売代行って何?」と思われるかもしれませんので補足します。簡単にファンド商品の販売代行の説明をするとファンド商品を運用している資産運用会社と提携し、彼らが運用するファンド商品を販売することを指します。
要するに自社ではファンド運用をせずに優秀な資産運用会社と提携し、その会社が運用する商品を代理販売している会社なのです。なんとなくヘッジファンド証券がどんな会社なのか分かったのではないでしょうか?
扱っているメイン商品の特徴
次にヘッジファンド証券はどんな投資商品を扱っているのかについて見てみます。実はこのヘッジファンド証券の取り扱い商品に関しては2種類のファンド商品しかありません。
その2種類というのは公募制のファンドと冒頭で簡単に触れた私募性のファンド商品です。それぞれの投資商品の特徴についてはこれから1つずつ簡単に紹介していきます。
公募制のファンド商品
まず最初に紹介するのは公募制のファンドです。そもそも公募制のファンドとは何かというと公に新規の投資家の募集を募っているファンドの事を指します。
実はヘッジファンド証券が提供している公募制のファンド商品は「エピック・パートナーズ・インベストメンツ社」が運用するファンド商品のみ。つまりヘッジファンド証券の公募型のファンドを利用するのでしたら自ずとこの商品を利用することになります。
ここでポイントになるのは「エピック・パートナーズ・インベストメンツ社」の運用ファンドが投資するに値するかです。そこでこの公募型のファンドの商品の特徴について見てみようと思います。
運用益はいまひとつ
ヘッジファンド証券の公式サイトの中にある資料を見る限り、「エピック・パートナーズ・インベストメンツ社」の運用ファンドは運用対象としてはいまいちのようです。
なぜなら2015年、2016年、2017年という直近の基準価格の推移を見る限り毎年基準価格が下がっているからです。各年度でどの程度基準単価が下がっているかというとこちらの通りです。
年度 | 運用利回り |
2015年 | -1.85% |
2016年 | -2.90% |
2017年 | -0.24% |
毎年大きくは下がってはいませんが、直近3年でなんと4.99%もの値下がりをしています。
運用を担当する「エピック・パートナーズ・インベストメンツ社」は創業が1974年の優秀な海外の運用会社ですが、この商品の運用成績はいまひとつ。
もしあなたがヘッジファンド証券が公募している唯一の公募制ファンドに投資をするのでしたら今後の運用指針などをきちんと読んだ方が良いと思います。この公募型のファンドのより詳細な情報につきましてはヘッジファンド証券の公式サイト上で公開されております。
私募性のファンド商品
さてここまでヘッジファンド証券の公募型のファンドについて見てきたので、次にヘッジファンド証券が提供する私募型のファンドを見てみます。
とはいえ、私募型のファンドが何なのかわからないとヘッジファンド証券の私募型のファンドが投資する価値があるかどうかわからないですよね。そこでヘッジファンド証券の私募型のファンドの具体的な運用数値等に目を通す前に、「私募型のファンド」とは何かについて簡単に説明します。
この「私募型のファンド」というのは公募型のファンドと違い、ネット上で情報が公開されたり、公に販売されることがない「特別なファンド商品」です。
いわゆる裏商品のようなものですね。この裏商品の簡単な特徴を紹介するとこのようになっているようです。
- 年間の期待利回りは8%~15%
- 最低私募金額は1,000万円
- 契約は対面で行う必要がある
ここでまとめたように年間の利回りが8%~15%と高く、最低投資額も1,000万円なので相応の資産を持っている人向けの商品になります。期待利回りが高いので、1,000万円以上の資産をファンドに預ける予定があるのでしたら利用を検討するとよいでしょう。
なお、この私募型のファンドはネット上で購入もできない上に情報もほとんど公開されておりません。そこでもしあなたが私募型のファンドのより詳細な情報が気になるのでしたら、ヘッジファンド証券に問い合わせるしかありません。
投資商品の詳細に関する質問はヘッジファンド証券の公式サイトにある電話番号に連絡をすれば個別に対応してもらえます。
最低入金額と投資方法
さてここまでヘッジファンド証券がどんな会社であり、どういった商品を扱っているのかについて見てきました。そこでここではヘッジファンド証券の商品を購入するための手順と購入するのに必要になる金額を紹介しようと思います。
公募・私募問わず共有事項
実はヘッジファンド証券の投資商品を購入する際の手順と購入金額は私募型と公募型で若干異なります。そこでここでは両者の個別の条件を紹介する前に、私募であろうと公募であろうとヘッジファンド証券の商品を購入する際に満たさなくてはいけない2つの条件をまとめてみました。
- 証券口座の開設
- 最低投資金額の準備
特にポイントになるのが前者の証券口座の開設です。実はヘッジファンド証券は私募型のファンドであれ、公募型のファンドであれ自社の投資商品の購入条件としてアカウントの開設をあげています。
そこでもしあなたがヘッジファンド証券のファンド商品に興味があるのでしたらまずはヘッジファンド証券の口座を作りたいですね。この証券口座に関してはヘッジファンド証券の公式サイト上で無料で作ることができます。
公募・私募問わずにヘッジファンド証券の投資商品を購入するための前提条件については紹介し終えたので、公募型・私募型の個別条件に移ります。
公募型のファンドの条件
公募型のヘッジファンド証券の購入方法はこちらの通りとなっております。
- 証券口座の作成
- 100万円以上の資金の用意
- ネット上または対面上で購入する
ここで取り上げましたようにヘッジファンド証券の公募型のファンドは証券口座と100万円以上の資金があればネット上でも対面上でも買えます。
ネット上でも買えるのは公募型であるがゆえに強みですよね。またどうして100万円以上の資金を用意しなくてはいけないかというとヘッジファンド証券の公募型のファンドの最低公募金額は100万円に設定されているからです。
野村証券をはじめとした一般的な証券会社で販売されている公募型の投資信託の最低投資額が数千円程度であることを考えるとなかなかの額です。
いずれにせよ、100万円以上の資金と証券口座さえあればいつでもネット上で買うことができる点は要チェック。
私募型のファンドの条件
次に取り上げるのはヘッジファンド証券の私募型のファンドの購入条件です。こちらの条件に関しても公募型のファンドと同様に一覧にしてみました。
- 証券口座の作成
- 1,000万円以上の資金の用意
- 対面購入が必須
ここでまとめましたように私募型のファンドの購入条件は公募型と比べると格段に高くなっております。まず最低投資額は1,000万円となっているので、100万円に設定されている公募型のファンドの10倍の資金が必要になります。
それに私募型のファンドはいわゆる「裏商品」なのでヘッジファンド証券の営業マンとの対面でしか買えません。そこで購入を希望するのでしたら営業マンとの面会またはヘッジファンド証券のオフィスに足を運ぶことが求められます。
もしあなたが私募型のファンドのより詳細な情報が気になったり、ファンドへの投資を考えているのでしたらまずはヘッジファンド証券に連絡をしたいですね。
より利回りの良いファンドはないのか?
このページではここまでヘッジファンド証券がどんな会社であり、どういった投資商品を販売しているのかについて見てきました。そろそろこのページも終盤に差し掛かったのでこれまで紹介した内容を振り返っていこうと思います。
①ヘッジファンド証券はどんな会社?
公募型と私募型のファンドをそれぞれ1種類ずつ販売している証券会社
②ファンド商品の購入するためにやることとは?
証券口座を開設し、投資額を用意するだけ
③公募型のファンド商品の特徴は?
- 最低投資額は100万円
- 直近3年は減益である
- 証券口座があればWEB上で買える
④私募型のファンド商品の特徴は?
- 最低投資額は1000万円
- 年間の期待利回りは8%~15%
- WEB経由での購入が不可能
より詳細な内容はヘッジファンド証券の公式サイトを見てもらいたいですが、とりあえず①~④の内容さえ押さえておけばよいと思います。
最後にヘッジファンド証券が取り扱うファンド商品よりも利回りがよいファンド商品を取り上げます。今回取り上げるファンド商品はBMキャピタルというヘッジファンドが運用している商品です。
このBMキャピタルというヘッジファンド商品の特徴は年間の期待利回りが優に10%を超えていることです。そんな期待利回りがヘッジファンド証券の私募型のファンドの約2倍のBMキャピタルの詳細が気になるのでしたらこちらのページをどうぞ。