最新のヘッジファンドランキングとは?
ここでは日本や海外のヘッジファンドをいろんな項目でランキング化してみました!
「利回りが高いヘッジファンドってどこ?」
「運用額はどれくらいのヘッジファンドが多いの?」
「投資が始めやすいヘッジファンドはどこ?」
このような疑問を解決し、自分にとってピッタリなヘッジファンドが見つけられれば幸いです。
既に海外では広く普及しているヘッジファンド。多くの著名な投資家がヘッジファンドで資産運用を行っており、いずれも高いリターンを記録しています。最近では日本でも広まってきており、ヘッジファンドへの需要が高まってきていると言います。
そこで今回はそんな日本・海外のヘッジファンド最新ランキングを大公開!さらに世界の大物ファンドマネージャーの年収・報酬もランキング形式で紹介していますので興味がある方はチェックしてみてくださいね。
目次
日本のヘッジファンドランキング
では早速、日本のヘッジファンドランキングを見ていこうと思います。
現在国内にヘッジファンドは10社前後くらいありますが、今回はその中でも特に気になる「利回り」と「運用額」、「投資の始めやすさ」に注目しランキング化していきましょう!
第1位:BMキャピタル
国内第1位は、BMキャピタルです。
BMキャピタルは東大・京大卒で構成されたエリート集団で、主に銘柄の分析や調査を得意としています。厳正なる分析によって選定された銘柄にのみ投資を行うので、過去に運用成績がマイナスになったことは一度もなく、そのうえで年間で10%のリターンを出し続けています。
最低投資金額は1,000万円からとなっており、ヘッジファンドの中では平均的な金額です。また運用額は100億円を超え、現在も投資家が増え続けています。
ヘッジファンドにしては珍しい「堅実な投資」を信条にしていますので、初心者にも向いているファンドだと言えますね!
BMキャピタルについてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しく書いてますので、チェックしてみてください。
第2位:エクシア合同会社
国内第2位は、エクシア合同会社です。
エクシア合同会社は、グループ会社のEXIA PRIVATE LIMITEDとJPモルガン・チェース、ゴールドマンサックスに貸付けを行う投融資会社です。
貸付利息を会社の収益とし、収益の一部を投資家に配当として出します。その配当は圧巻で、2018年は約44%、2019年は約35%と好成績を維持しています。
このような好成績もあり、2020年10月現在、累計出資者数6,000名超え、累計総出資金額360億円と設立5年たらずで大きく成長しています。
またその背景には、最低投資金額100万円という敷居の低さも挙げられるでしょう。
ただし貸付け先のEXIA PRIVATE LIMITEDでの運用が、外国為替でありリスクの高さの観点から、ここでは2位とさせて頂きました。
エクシア合同会社についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事で口コミや評判を中心に詳しく書いてますので、興味があれば見てみてください。
第3位:ヘッジファンド証券
国内第3位は、ヘッジファンド証券です。
ヘッジファンド証券は2011年に設立されたヘッジファンドの販売に特化した証券会社です。
現在は1口1,000万円から購入可能な、日本株ヘッジファンド運用商品の販売をしています。
公式HPにはコラムやブログなどのコンテンツを用意し、セミナーも積極的に行っています。
ただし現在販売しているヘッジファンドの詳細については、HP上に記載がないため、気になる方は直接問合せてみるといいでしょう。
ヘッジファンド証券について興味がある方は、以下の記事で詳しく書いていますので、興味があれば見てみてください。
世界のファンドランキング(利回り編)
では次に、世界のヘッジファンドを利回りでランキング化していこうと思います。
アメリカをはじめ、世界中で浸透しているヘッジファンドは高い利回りが魅力です。そんなヘッジファンドの過去3年間の利回りランキングはこちら!
第1位:アラントラ・アセット・マネジメント
第1位はスペインの拠点を置くアラントラ・アセット・マネジメントです。
アラントラ・アセット・マネジメントはオフショアファンド(日本に入ってこない海外の金融商品を扱うファンド)の1つで、過去3年間の平均リターンはなんと26.21%。
2016年度も26%超えのリターンを記録しており、主に欧州の中小企業を投資対象にしています。資本金額も390億円となっており、今まさに成長しているヘッジファンドだと言えます。
第2位:マングローブ・パートナーズ
第2位はアメリカのマングローブ・パートナーズ。
マングローブ・パートナーズは海外株式と投資対象としており、ロングとショートを使い分けて安定したリターンを出しています。その結果過去3年間の平均リターンは約23.34%で、2016年度のリターンはなんと50.58%にも上っています。
2015年はそこまで注目を浴びていないヘッジファンドでしたが、最近になって高い実力を発揮している注目のヘッジファンドです。
第3位:セガンティ・キャピタル・マネジメント
第3位は香港に拠点を置くセガンティ・キャピタル・マネジメントです。セガンティ・キャピタル・マネジメントは主にアジアの株式などを投資対象にしており、過去3年間の平均リターンは23.06%となっています。
第2位のマングローブ・パートナーズとかなりの僅差ですが、リターンも安定しておりアジアを代表するヘッジファンドと言えるでしょう。資本金も大きく、1,920億円の規模を誇るので将来性の高いヘッジファンドです。
さてここまで、世界のヘッジファンドを利回りでランキング化してきました。ここまで紹介してきたヘッジファンドランキングをわかりやすく表にしてみました。
大物ファンドマネージャーが在籍するブリッジウォーター・アソシエイツやAQRキャピタル・マネジメントは今回大きく順位を落としていましたが、それでも平均10%前後のリターンは出ていたようです。
世界のファンドランキング(資産運用額編)
さて続いては、資産運用額でみる世界のヘッジファンドランキングを紹介していこうと思います。
第1位:ブリッジウォーター・アソシエイツ
運用額第1位は、やはりブリッジウォーター・アソシエイツです。
レイ・ダリオ率いるブリッジウォーター・アソシエイツは今や世界最大級のヘッジファンドとなっており、運用額は1,116憶ドル(約13兆円)となっています。2015年度には1,600憶ドル(約18兆円)の運用をしており、やや運用額自体は下がっているようです。
とはいえ、これはヘッジファンド業界が全体的に下落傾向にあり、そうした状況下でもこれだけの資産を運用しているブリッジウォーター・アソシエイツはやはりすごいと言えますね。
第2位:AQRキャピタル・マネジメント
運用額ランキング第2位は、アメリカのAQRキャピタル・マネジメント。
こちらも前年同様のランキングになっており、2016年度は690億ドル(約7.7兆円)にも上りました。AQRキャピタル・マネジメントは昨年650億ドル(約7.2兆円)でしたので、2016年度で多少上がっていると言えますね。
第3位:マン・インベストメンツ
運用額ランキング第3位は、マン・グループのマン・インベストメンツです。
イギリスに本拠地を置くマン・インベストメンツは540億ドル(約6兆円)を運用しており、2015年度よりも40億ドル多い運用額となりました。
ここまで第1位から第3位までの運用資金ランキングを見てきました。ここまで紹介した運用額ランキングをわかりやすく表にまとめてみました。
運用額ランキングは毎年大きな変化はなく、ブリッジウォーター・アソシエイツとAQRキャピタル・マネジメント、そしてマン・インベストメンツが毎年ランキングの上位を占めています。
次いでオクジク・キャピタルやブラックロック・インベストメンツ、そしてルネッサンスがランクインしてきます。いずれも海外では大手ヘッジファンドとなっており、信頼性も高いファンドだと言えますね。
ファンドマネージャーの報酬や年収で順位をつけてみた!
次に、気になる世界の大物ファンドマネージャーの年収や報酬をランキング形式で見ていこうと思います。
一般的に年収が高いと言われているヘッジファンドのファンドマネージャー。そんなファンドマネージャーの年収を見てみましょう。
第1位:ジェームズ・シモンズ(16億ドル)
ファンドマネージャーの報酬・年収ランキング第1位は、ルネサンス・テクノロジーズの創立者ジェームズ・シモンズ。
彼は2016年度で、なんと16億ドル(約1,781憶円)もの報酬を得ているという。ジェームズ・シモンズ氏は投資に数学を用いた第一人者で、「チャーン・シモンズ理論」という彼の名がついた理論があるほどの数学家。
ジェームズ・シモンズ氏が設立したルネサンス・テクノロジーズは2008年に80%のリターンを記録しており、今でも20%近いリターンを安定して出しています。
第2位:レイ・ダリオ(14億ドル)
報酬ランキング第2位は、ブリッジウォーター・アソシエイツの創立者レイ・ダリオです。
レイ・ダリオ氏は世界を代表する大手ヘッジファンド「ブリッジウォーター・アソシエイツ」の創立者で、2016年度は14億ドル(約1,564億円)の報酬を得ています。
彼は高校時代に独学で株式投資を始め、失敗と成功を繰り返しながら経済や価格の変動には一定の共通点があると確信したといいます。それの基づいて独自の投資スタイルを編み出し、今ではファンドマネージャーとして大きな報酬を得ているのです。
第3位:ジョン・オーバーデック(7.5憶ドル)
報酬ランキング第3位は、ツーシグマ・インベストメンツのジョン・オーバーデックです。
ツーシグマ・インベストメンツの共同設立者であるジョン・オーバーデックは7.5億ドル(約837憶円)の報酬を得ています。ツーシグマ・インベストメンツは数字に徹底的なこだわりを持ったヘッジファンドで、分析を得意としています。
そんなツーシグマ・インベストメンツの共同設立者であるジョン・オーバーデック氏も、16歳のときに国際数学オリンピックで銀メダルを獲得するほどの頭脳の持ち主。
ジョン・オーバーデック氏の類まれなる数学の才能によって、ツーシグマ・インベストメンツは常に安定したリターンを出し続けています。
さて、ここまでヘッジファンドのマネージャーがもらっている報酬や年収でランキングを紹介してきました。ここでは上位3名だけをピックアップしましたが、10位までのランキングを見てみましょう。
6位のケネス・グリフィン氏は2015年度で16億ドルの報酬を得ていたのですが、2016年度では10億ドル低い6億ドルとなっています。2016年はヘッジファンド業界にとってもあまり前向きな年じゃなかったので、そういった影響が出ていると言われています。
管理人イチオシのおすすめファンドはここ!
今回は海外や日本のおすすめヘッジファンドをランキング化して紹介してきました。
数あるヘッジファンドの中でも特に管理人がおすすめするファンドは、安定した運用成績を出しているBMキャピタルでしょう。
利回りのランキングでいうと国内2位ですが、守りながら攻めるという意味では、初心者の方でも安心して始められる国内ヘッジファンドだと言えるでしょう。
興味がある方は是非一度BMキャピタルにお問い合わせをしてみてはいかがでしょうか?