20代や30代で話題のFIREムーブメントとは? 経済的自由を得る道標

終身雇用廃止の動きや老後2,000万円不足問題など、私たち日本人は将来に対して希望よりも不安が大きくなっています。

特に昨今の新型コロナウイルスの感染拡大により、雇用環境が大きく変わり、多くの人が働き方やお金に対する意識が変わってきているようですね。

実はこのような状況の中、20代や30代の比較的早い段階でリタイアするFIREムーブメントが話題となっています。

FIREムーブメント実現のポイントはシンプルで「徹底した節約」と「効率的な資産運用」の2つです。

そこで本記事では、FIREムーブメントを実現し経済的自由を手に入れるための具体的な方法を徹底解説していきたいと思います。

労働に縛られない人生を実現したい人、お金を見方につけてFIREムーブメントを実現し自由を得たい人、必見です!

FIREムーブメントとは

FIREムーブメントとは

FIREムーブメントとは、「Financial Independence(経済的自立), Retire Early(早期退職)」の略です。

FIREムーブメントを意訳すると、若いうちに早期退職をして、その後は労働に縛られずに貯金で自由に生活を送ることを指します。

早期退職と聞くと50-60代の退職をイメージする方が多いと思いますが、FIREムーブメントでの早期退職は30-40代を意味し、早いと20代で退職する人もいます。

FIREムーブメントは従来の「高収入で裕福な限られた人しか早期退職ができない」という概念を覆し、にでも”超早期退職”を目指すことができるという点で注目を集め、アメリカを筆頭に瞬く間に世界各地でFIREムーブメントの思想が広がりました。

この火付け役となったのが、『お金か人生か 給料がなくても豊かになれる9ステップ』という一冊の本です。

この本ではFIREムーブメント実現を最終的な目標とし、そこに至るためのプロセスやライフプランについて詳しく解説しています。

「労働で得たお金を浪費して散財する」というアメリカのライフスタイルを大きく変化させ、今では累計100万部以上を売り上げたベストセラー作品として多くの人に支持されています。

ちなみにFIREムーブメントの人気は日本でも高まっており、2021年5月には『お金か人生か 給料がなくても豊かになれる9ステップ』の日本語版も出版されました。

今後、労働に縛られない生活を望む若者や積極的にライフプランを設計する人々を中心にFIREムーブメントはさらなる広がりを見せるでしょう。

それではFIREムーブメント実現のためには具体的にいくらの資金が必要なのかについて、概念などをもとにシミュレーションしていきます。

FIREムーブメント実現のために必要な資金は?

FIREムーブメント必要資金

FIREムーブメントの実現のためには、まず自分の毎月の支出額を把握する必要があります。

なぜならばFIREムーブメント実現のために用意すべき目安の金額は、年間支出の25倍という指標があるためです。

加えて4%のルールというものも併せて理解しておきましょう。

◉年間支出の25倍
FIEEムーブメント実現に必要な資金は年間支出の25倍
◉4%のルール
年間支出の25倍の資金を年4%で資産運用を行う

これに基づき、具体的にFIREムーブメントにいくら資金が必要なのかを計算してみます。

2021年4月に総務省から発表された家計調査(2021年2月)によると、2人以上の世帯の消費支出は252,451円でした。

今回はこの統計から、毎月の支出が25万円(年間生活費300万円)と仮定して計算します。

FIREムーブメントにいくら必要?
◉年間支出の25倍
300万円×25倍=7,500万円
◉4%のルール
7,500万円×4%=300万円
→7,500万円の資金を用意すれば、貯金を崩さなくても年間4%の資産運用で、年間300万円の支出が可能。

ここで注目すべきは毎月25万円で生活する水準を保ち、7500万円の資産があればFIREムーブメントが実現できるということです。

また資産運用で4%の数字を出すことについては、現実的な数字といえます。ではその根拠を以下で述べていきます。

4%のルールはアメリカのトリニティ大学で公開された論文により公開されました。

米国の株価指数であるS&P500の成長率が年7%前後であり、この7%からアメリカのインフレ率3%を差し引いた数字です。

ただしこれはあくまでアメリカの基準であり、日本の場合は少し数字が異なります。

仮に日本に住んでいて同じS&P500に投資したとします。しかし日本のインフレ率は日銀は2%を目標にしているものの、実際は1%前後です。

つまり日本でFIREムーブメントを実現するためには、年間6%(7%-1%)の運用を目指す必要があります。

ではこの6%という数字を用いて、日本でFIREムーブメント実現のため、いくら必要なのかを以下で示します。

FIREムーブメントにいくら必要?日本版
◉年間支出の17倍
300万円×17倍=5,100万円
◉6%のルール
5,100万円×6%=306万円
→5,100万円の資金を用意すれば、貯金を崩さなくても資産運用だけで年間約300万円の支出が可能。

つまり、年間支出の17倍の資金を用意することで、年間6%の利回りで運用できればFIREムーブメントが実現できるということになります。

ではこの6%という数字がどれくらいなのかを、投資対象別の期待利回りを見ていきます。

投資対象別の期待利回り

出典:不動産投資家調査、国債・投信・株式は一般的な利回りをもとに筆者が算出

日本で6%の利回りを実現しようと思うと、株式投資以外は難しいといえますね。

不動産投資も物件によっては年6%以上の利回りを期待することもできますが、相当な当たり物件でないと実現は難しいでしょう。

また株式投資だけではリスクも高く、リスク分散のために債券や不動産などを入れて運用していく方が無難です。

なおこの例はあくまで一般的な利回りです。たとえば投資信託は日本で購入だけるだけでも約6000種類も存在し、中には年10%以上の利回りを出すことも可能です。

それでは次に、FIREムーブメント実現のために、特に重要な2つのポイントを解説していきます。

FIREムーブメント実現のためにすべき2つのこと

FIREムーブメント実現のためにすべき2つのこと

FIREムーブメント実現のためのポイントは、徹底した節約生活と効率的な資産運用です。

「節約」で可能な限り支出を減らして残りを「資産運用」で資産を殖やすことで、経済的な自立を獲得してFIRE実現へと繋げることができます。

それでは以下でそれぞれについて詳しく解説していきます。

①節約

FIREを目指す第一歩として、まずは「節約」から始めましょう。

先ほどFIREムーブメント実現のためには、「年間支出額の25倍(日本なら17倍)」が必要とお伝えしました。

つまり年間支出額が少ないほど、FIREムーブメント実現への道が近づけるわけです。そのための一歩として、地味ですが節約はとても重要です。

しかしやみくもに節約をすると、返ってストレスを貯めてしまいます。そうならないためにも、上手な節約方法も考えていく必要があります。

節約を始める際に食費や娯楽費を必死に削ろうとしますが、まずは固定費の見直しから始めてみましょう。

固定費(家賃・光熱費・自家用車・保険料等)を見直すとかなりコストを削ることができますよ。

中でも特に見落としがちなのがスマホの月々の代金です。

大手キャリアの格安プランで契約していても、格安SIMに乗り換えると月々の料金が半額以下になるケースもあります。

今一度自分に見合ったプランを模索してみると良いかもしれません。

また、支出を抑える方法としては”ポイ活”で少しでもお得に商品を購入する節約術もあります。

今やポイ活サイトは無数にあり、InstagramやTwitterなどのSNS上でも、ポイ活術を掲載しているブロガーが多数います。

自分で手当たり次第に登録するのは面倒だという方は、先駆者のポイ活ブロガー達を参考にしてみると良いでしょう。

「節約」は地道にコツコツ継続する必要がありますが、貯まったお金を運用に回してその資金でFIREムーブメントを目指すという明確な目的意識を持っていれば、ゲーム感覚で楽しく行うことができますよ。

しかしいくら節約をがんばったとしても、5000万円以上の貯蓄を作るのは難しいですよね。そこで活用したいことが資産運用です。

②資産運用

FIREムーブメントはあくまで早期リタイアですので、なるべく効率的な資産運用をしていきましょう。

たとえば毎月5万円でS&P500に連動した投資信託を購入したとして、年7%の運用をした場合を考えてみます。

この時、日本でFIREムーブメント実現で必要な5100万円がいつ用意できるかというと、なんと約27年もかかってしまいます。
(使用ツール:金融庁資産運用シミュレーション

これでは30歳で資産運用を始めたとしても、5100万円が用意できるのが57歳ですのでFIREムーブメントとはいえませんよね。

つまり短期間でより多くのお金を用意するためには、リスクを積極的にとってより効率的な資産運用を目指す必要があるのです。

そこで選択肢の1つとして検討頂きたいことが、ヘッジファンドへの投資です。

ヘッジファンドはリスクをとりながらも、利益の追求を目的としているファンドのことを指します。

ある程度のリスクはありますが、その分、株や不動産など他の投資商品よりもハイリターンが期待をできるのがヘッジファンドの特徴です。

さらに、ヘッジファンドでは投資顧問の専門的な知識の元、出資者の資産を運用してその利益を追求しているため、自分で専門的な金融知識を学ぶ手間と時間を省くことができます。

投資の知識がなくお金の管理をプロに任せたいという人にはピッタリですね。

ただしいくらヘッジファンドが効率的な資産運用ができるといっても、馴染みの無い方が多いと思います。

そこで当サイト管理人、ヘッジファンド投資歴15年筆者が、FIREムーブメント実現のためにオススメなヘッジファンドを2つご紹介します。

FIREムーブメントの下準備にオススメ!日本のヘッジファンド2つご紹介

FIREムーブメントにオススメのヘッジファンド2選

今回は、FIREムーブメントの下準備にオススメなヘッジファンド2つご紹介します。以下は全て日本のヘッジファンドで、誰でも投資できます。

①BMキャピタル

②エクシア合同会社

それぞれ運用方針や利回りも異なりますので、よくチェックしてみてくださいね。

①BMキャピタル

オススメ第1位はBMキャピタル(bm capital)

BMキャピタル(bm capital)の強みは、 2013年以来8年連続で利回りがプラスという点です。

年間10~20%と高配当を8年間維持しており、中長期的に資産を安定して殖やしたい場合には最適です。

運用対象は国内株式。割安株に投資を行うバリュー株を得意としており、東京大学出身、元外資系投資銀行出身のファンドマネージャーが指揮をとり、「負けない投資」をポリシーに掲げています。

実際にBMキャピタルの最低投資金額1,000万円を年利15%で運用した場合、目標の5,100万円までに約11年で達成可能です。

ただしBMキャピタルは最低投資金額が1,000万円からと、ある程度まとまった資金が必要で、少し敷居が高いヘッジファンドとなります。

なおBMキャピタルについては、別ページでも詳しく解説していますので、詳しく知りたい方はチェックしてみてください。

>>当サイトおすすめヘッジファンドランキング第1位 BMキャピタル

②エクシア合同会社

オススメ第2位はエクシア合同会社(exia,旧エクシアジャパン)

エクシア合同会社の魅力は、年間30~40%の利回りを保持している利回りの高さです。

またエクシア合同会社は100万円からの投資も可能なので、少額から投資をしたい人にとって始めやすいヘッジファンドです。

実際にエクシア合同会社で100万円を運用した場合は、年利35%が実現できるとして約14年でFIREムーブメントの目標額5,100万円を達成する計算になります。

ただし利回りが高いということは当然リスクも高いです。エクシア合同会社はBMキャピタルに比べて、投資対象の一部に不透明な部分があるなど、ブラックボックス的な要素が多い点に注意しましょう。

なおエクシア合同会社についても、別ページで詳しく書いていますので、興味がある方はチェックしてみてください。

>>エクシア(EXIA)合同会社への投資は危険?口コミや評判について

まとめ

今回はFIREムーブメント実現方法について記載しました。

FIREムーブメントは徹底した節約と、効率的な資産運用を行えば誰でも実現することは可能です。

また資金作りの手段として、ヘッジファンドをご紹介させて頂きましたが、馴染みの無い方も多いと思います。

ヘッジファンドについて詳しく知りたい方は、以下のページで詳しく書いていますので、ぜひ読んでみてくださいね。

>>ヘッジファンドの特徴と投資先としておすすめの運用会社

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