
ビットコインバブルやAIによる資産運用といった出来事とともに、ヘッジファンド界も大きく変わる年となった2017年。
2018年が始まり、より一層ヘッジファンド業界が盛り上がりを見せるかと思った矢先、Bloombergをはじめとするアメリカの報道機関が悲しいニュースを配信した。
それは、世界的に有名なファンドマネージャーであるレイ・ダリオ氏が設立したBridge Water Associates (ブリッジウォーター・アソシエイツ)社の幹部が飛行機事故に巻き込まれて死亡したというニュース。
ブリッジウォーター・アソシエイツ社の幹部であったBruce Steinberg(ブルース・ステインバーグ)氏とその妻、そして3人の息子らを乗せたチャーター機は昨年12月31日にコスタリカ北西部のグアナカステ州を離陸。
しかし離陸直後に墜落し、乗組員を含む12名が死亡したという。
この事故を受けてレイ・ダリオ氏は1月1日に、
「我々はこの悲劇と向き合わなければならない。今直面している悲しい現実をお互い支え合いながら乗り越えるしかない。」
と発表した。コスタリカ政府は、当時グアナカステ州では強風が吹いており、それが飛行機事故の要因かもしれないという見解を発表。
一方コスタリカの司法調査官であるMichael Soto(マイケル・ソト)氏は、
「悪天候という要因以外にも、単なる整備の問題であった可能性も考えられる」
と主張している。
原典:「Bridgewater’s Steinberg Killed in Plane Crash With Family」