NISAを活用するならバランス型投資信託

2014年からスタートしたNISAですが、中身を理解し辛いと感じて敬遠されている方もいて、全体としては少しずつ活用が進んでいる状況だと言われています。

NISAとは、簡単に説明すると、NISA口座で買い付けた投資元本100万円までの株式や投資信託等に対し、利益が出た場合にかかる税金が非課税となる投資家優遇制度です。

2014年からスタートしたこの枠の設定は、2023年まで10年間、毎年100万円ずつ非課税枠が増えていき、最大で5年間有効となります。

長期投資向けの制度と言えそうですが、注意しなければならないことは、10年間毎年増えていくNISAの枠は翌年に繰り越すことができないことと、売却してしまった場合は繰り返し使うことはできないことです。

つまり、NISAの制度を活かしきろうと思った場合、毎年計画的に進めていかなくてはならないということです。そういったことを踏まえると、バランス型投資信託の持っている特性が活かせる制度と考えられます。

バランス型投資信託とは、国内外の株式や債券やリートや商品などの異なる投資対象に対し、適切なバランスで運用してくれる投資信託で、投資対象を敢えて選ばないことで世界経済全体の成長を利益に変えていこうとするものです。

世界で回る資金は必ずどこかに向かいます。

リーマンショック後に金が暴騰したのは有名な話ですが、国際金融市場に不安が広がり、投じられている資金が行き場を失って金に流れ込んだという投資資金が世界を回ることを説明するのに良い例です。

そういった理由もあり、様々な投資対象に投資をした場合、組み合わせと配分によってはリスクが軽減され、リターンが伸びるという統計上のデータがあり、有効な投資判断であると考えられています。

世界経済は基本的にプラス成長を続けており、投資に回る資金は増えていくため、どこかに資金が向かうことになることから、分散投資は優位性のある投資手段です。

バランス型の投資信託ではその網を広げて利益に変えるイメージでしょうか。

さらに、バランス型投資信託の特徴がNISAに向いている理由として、リバランス効果が挙げられます。

バランス型投資信託は、ファンド内で常にバランスを取れるように投資を進めていくので、投資の基本である安く買って高く売るということを常態的に行っています。

バランス型投資信託の中のある投資対象が値上がりすると、全体の割合が増えていくので売却します。

そして、値下がりしているものは割合が減っているので買い付けを行ってバランスを整えていきますから、高いものを売って安いものを買うという行動に繋がるわけです。

普通の投資活動においては、こういったことを自分で行う必要がありますが、バランス型投資信託は運用会社が適切な判断の基に行ってくれるので安心感がありますし、NISAの場合は、売ってしまうと繰り返して使うことができないことから、ファンド内でバランスを整えてくれていれば、最大限にNISAの特徴を活かせる可能性が高まります。

以上の理由から、特に投資初心者が分散投資を行いながらNISAを活用する手段としてバランス型投資信託をお勧めします。

定期的に分配金を出しているものもありますし、様々なニーズに対応していますので、検討してみて下さい。

順位 ファンド名   過去3年
平均リターン
1位 M&S 58.87%
2位 BM キャピタル 15.23%
3位 アズカルアセットマネジメント --- %
4位 モントレー・キャピタル・マネジメント --- %