資金量(純資産)の多さは人気ランキングのパロメータ?

投資信託は各投資家から集めた資金を元に運用されます。

それは、早い話、投資家からお金が集まらないとその投資信託銘柄は運用ができないということです。

投資信託は3000種類ほどあるといわれ、そのうち投資家からお金を集められなくて潰れるといったことは実際にあるようです。

当たり前ですが、そういった投資信託は手をださないほうが良いのですが、では、その投資信託が危ういかどうかはどう判断するのでしょう。

その一つの基準が、『純資産残高』です。

純資産残高とは、運用会社が投資家から集めた純資産総額です。

純資産残高が高いということは、その投資信託が多くの人に支持されているという目安になります。すなわち、純資産総額の多さが投資信託の人気ランキングのパロメータになっているともいえるのです。

純資産の量は投資信託の人気ランキングパロメータ

純資産残高が少ない投資信託は、募集してから間もないということもありますが、資金的に余裕がないと投資手法にも影響をきたすので、手を出さないほうが良いでしょう。

そして、さらに大事なのは、純資産残高(純資産総額)の推移を見るということです。

以前に比べて、今は減り傾向なのか?増加傾向なのか?それをしっかり把握することは投資信託の購入において非常に大事だといえます。たとえば、純資産残高が多くても、現在の残高が減少傾向にある投資信託は、注意したほうが良いということです。

特に長期投資を行う場合ならば、純資産残高が年を追うごとに増加傾向にあるものを選ぶことが良いでしょう。

ランキングの中身をみてみると、純資産残高トップは長年にわたってグローバルソブリンオープン(毎月決算型)でした。しかし近年は、米国の高利回り社債を投資対象とする「フィデリティUS ハイイールドファンド」が、首位になっています。

その他、純資産残高ランキング上位トップ10の共通点を見てみますと、全て毎月分配型のファンドになります。各国の国債や不動産投信(リート)等が中心です。

一つ分かりやすい特徴として個人投資家は、その時々人気となった投資信託の商品へと乗り換えており、個人が金融の知識を持って自分自身でポートフォリオを組んでいる状態とは程遠いのが現実です。

これは、今も昔も銀行や証券会社の販売員が、自分たちが売れる商品、売ると手数料が高い商品を、お抱えの顧客に強く勧めることで乗り換えさせているという現実があります。

また純資産残高が年々増えているということは、一見ポジティブな現象にも見えますが、中身を冷静に分析すると、ファンドが人気化して多くの個人投資家が購入した結果、単に運用額が上がっているだけに過ぎず、運用パフォーマンスの結果純資産残高が増えているわけではないのです。

先ほど説明したように、手数料が稼ぎやすい高コストなファンドほど販売員のモチベーションが高く、売れてしまうという背景を、しっかりと見抜ける投資家が非常に少ないのです。

資産運用を成功させるには販売員との付き合い方も含め、あらためてもう一度あなた自身が金融知識を独自で身に着ける必要があるのではないでしょうか。

投資信託市場は今も昔も金融業者側の手の上で利用に操られているという、その点を投資家は緊張感をもって自覚しなければなりません。

順位 ファンド名   過去3年
平均リターン
1位 M&S 58.87%
2位 BM キャピタル 15.23%
3位 アズカルアセットマネジメント --- %
4位 モントレー・キャピタル・マネジメント --- %