投資家の心を掴んだ毎月分配型の投資信託

ここで一度、投資信託の歴史を振り返ってみましょう。

投資信託のなかで国民的ヒット商品となり、投資信託という言葉を一気に全国に押しあげたのが、毎月分配型のグローバルソブリンオープン通称(グロソブ)でした。1998年前後だったと思います。銀行が投資信託を窓口で販売できるようになり、その売り上げも手伝って、投資信託市場の急成長を、このグロソブが牽引したのです。

グロソブが売れた最大のポイントは「毎月分配」という商品設計でした。今となれば、投資信託のなかで「毎月」という言葉は非常になじみが増え、スタンダードとなりましたが、当時はまだ「毎月分配するもの」はありませんでした。

投資信託は運用成績の善し悪しで基準価額が変わるリスク商品です。「株のように株価に一喜一憂せずに、安定した日々を暮らしたい」「ハラハラしたくないから預貯金だけでいい」「でもできれば資産運用でお金を増やしたい」といった投資家が求めるのは、何よりも安心のイメージでした。グロソブが提案したものは、「毎月分配金が入る」、というものだったのです。

この毎月振り込まれるという仕組みにより、投資家は安心し、また、しっかりと自分のお金を運用してくれているのだなという実感もわきました。その結果、いままでなかなか投資信託まで手を出さなかった保守層が、グロソブをすんなりと受け入れ、大爆発につながったようです。

順位 ファンド名   過去3年
平均リターン
1位 M&S 58.87%
2位 BM キャピタル 15.23%
3位 アズカルアセットマネジメント --- %
4位 モントレー・キャピタル・マネジメント --- %