投資信託の利率ランキングは疑え・・・

投資信託のファンドランキングを見る際は、その入れ替わりの形にも注意をしましょう。

大手のキャンペーン等で投資信託のファンドランキングが大きく変わることがあり、一時的な動向で人気ファンドが入れ替わることがあります。

かつて、グローバルソブリンという日本で一番大きなファンドに育った投資信託がありました。

人気が高かったことで、各社の販売競争が進むと、ノーロード(手数料無料)で販売するところが出てきて、その後追随する会社が多くなると、一時不動の人気を誇り、5兆円を越える純資産残高を積み上げました。

しかし、この動きをプロの投資家は非常に冷ややかな目で見ていました。

安定的な運用が売りのグローバルソブリンですが、いくら円安に行っても基準価格が上昇しなかったのです。

グローバルソブリンは、外国債券で運用する投資信託なのですが、通常の場合円安に為替が振れると大きな利益を取ることのできる投資信託構造になっているはずでした。

しかし、結果は円安になっても、分配金を支払いながら基準価格を維持していくことが精いっぱいの状況でした。

逆に、為替が円高に振れていけば損失は免れない状態です。

結局、リーマンショックで為替が本当に円高になってしまい、損失を出した投資家の資金が逃げていく形でグローバルソブリンは人気を落としていくのですが、ファンドランキングの推移に敏感だった投資家ほど良い状況で売却をできましたし、そもそも人気になっていく過程を見ていれば、買い付けに値する投資信託かどうかの判断も、もっと正確にできたはずでした。

投資信託をしっかり見定める

投資信託は、しっかりと中身を見るようになると、運用の成果が一気に上がります。

人気ランキングを見るのは、調べる投資信託を見つけるためにあるもので、買い付けの投資信託を選ぶ際の重要ポイントではありません。

特に注意深く見るポイントは、人気が上がっていっている投資信託や、初めてランクインした投資信託を見ると良いでしょう。

ファンドランキングを見る時に上位ほど素晴らしいファンドだと思って見ている内は、思ったような投資成果を上げることは難しいです。

人気になっている投資信託は、既に多くの投資家が保有していることを意味していて、自分が買いつけた後に、買う人に比べて売る人が増える可能性が高いことも示しています。

一方、段々と順位を上げていっているファンドに注目すれば自分が買った後にも買い付けを検討する投資家は多いはずですし、初めてランクインしたファンドは、業界内でも話題になり、その情報は各投資家に届けられ、投資活動が促されます。

投資信託のファンドランキングを見る際は、その順位よりも見るべき点は他に多く存在していることを理解して、単純に人気に沿った投資活動をしていくのを止めましょう。

その一環としてランキングの変動にも注目すると良いでしょう。

順位 ファンド名   過去3年
平均リターン
1位 M&S 58.87%
2位 BM キャピタル 15.23%
3位 アズカルアセットマネジメント --- %
4位 モントレー・キャピタル・マネジメント --- %