価格の変動が激しい仮想通貨を好むヘッジファンド

ヘッジファンドの仮想通貨投資は勢いを増しており、この数か月で仮想通貨に投資するヘッジファンドの数は2倍以上増えている。

フィンテック分析企業「Autonomous NEXT」が伝えたところによると、現在仮想通貨ヘッジファンドの運用資産は35億ドル~50億ドルほどとのことだ。この会社の取締役であるLex Sokolin氏は以下のように語っている。

「ボラティリティは高いにもかかわらず、仮想通貨に関心を持つヘッジファンドは増えている。投資戦略も多様化しており、仮想通貨投資はますます洗練化されている。」

実際、仮想通貨ヘッジファンドの数は2017年初めの時点で約36ほどだったのが、2017年10月の時点で110にまで増加している。そしてこの期間にビットコインの価格は70%上昇したのだ。

その後ビットコインの価格は12月に高値をつけ、1月に30%ほど下落している。ただそのような下落相場でも収益を出すことのできるヘッジファンドはいまだに機能している。

事実、ユーリカヘッジ指数によると、仮想通貨ヘッジファンドの2017年の年間リターンは約1200%、1月のリターンはマイナス5%となった。

仮想通貨ヘッジファンドの現状

ヘッジファンドマネージャーはリスクを積極的に取る傾向があり、仮想通貨への投資が増えているのも自然の流れである。そして数あるヘッジファンドの投資戦略の中でも「アービトラージ戦略」は仮想通貨の価格に与える影響が大きい。

その例として、シンガポールに拠点を置く「Kit Trading」は、仮想通貨アービトラージファンドに1000万ドルを集めたと報じられている。

またヘッジファンドの中でもバングラデシュに拠点を置くBKキャピタルマネジメントは、他の追随を許さないほどに仮想通貨への投資を行っている。

このヘッジファンドに属するBrian Kelly氏は、長期的に見て仮想通貨はさらに上昇するとの視点から、ポートフォリオの9割を仮想通貨に充てている。他のファンドマネージャーの方も同様の視点を持つべきだと彼は語った。

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