米国ヘッジファンドの大物投資家が仮想通貨のさらなる下落を予測

米国で最も有名なヘッジファンドの投資家であるマイケル・ノボグラッツ氏は、新たに仮想通貨のヘッジファンドを設立する計画を一旦中止し、

「ビットコインは8000ドル(約904,000円)近くまで下落するかもしれない。」

と予測しました。

彼は先日電話インタビューにて、

「我々は現在の市場を決していい状態だとは評価していない。実際に起こっている事を十分に考慮した上で、市場を再評価したいと考えている。そのため、今は待ちの姿勢を貫くのが賢明だ。」

と話していました。

また、先週彼は潜在的な投資家たちに対して、彼の考えが変わった事を伝えました。それは彼が運営予定であった新ファンドのギャラクシー・デジタル・アセットが設立される2日前の事でした。

ノボグラッツ氏は投資家たちへ説明をする際、ここ最近の仮想通貨に関する悪い兆候を引き合いに出しました。具体的には、仮想通貨を今購入するデメリット、そして最近実際に彼が個人的に所有していた仮想通貨を売却した事例などである。

「まるで統合失調症にかかっているような現在の不安定な状態の市場で取引したいとは思わない。非常に多くの矛盾が未だに仮想通貨市場には存在している。私が望むよりはるかに複雑な市場に今後なっていくだろう」

と彼は言っています。

実際、ビットコインはたった4日間の内に約42%も価格が暴落しました。この下落幅は2013年以来最大のものだ。金曜日には、ニューヨーク時間午後2時27分、1ビットコイン=約13,268ドル(約1,499,284円)に回復する直前に、1ビットコイン=約10,776ドル(約1,217,688円)の底値を記録しました。

米国先物取引委員会がビットコイン先物取引を許可した12月1日には、最終的に1ビットコイン=10,000ドル(約1,130,000円)以下で取引された。同時に、イーサリアムやライトコインなどの他の仮想通貨も大幅に下落しました。

以前、仮想通貨は我々の人生において最大のバブルであると断言していたノボグラッツ氏は、まだその主張を曲げようとはしていません。仮想通貨は金融市場にとって破壊的な存在になると彼は信じています。

ノボグラッツ氏はさらに、今年から来年の終わりにかけて、ビットコインのレートは1ビットコイン=約50,000ドル(約5,650,000円)になるであろうと言っています。それは彼が以前予測した約40,000ドル(約4,520,000円)という額よりもさらに高い額だ。

彼は先日金曜日、ビットコインを始めとする仮想通貨に関する彼の考えをTwitter上で明らかにした。

「我々は先週、外部と共同でのヘッジファンド設立を遅らせた。なぜなら現在の新しい投資家向けの市場環境が気に入らないからである。長期的には強気な姿勢を継続していくつもりである。」

と述べました。

彼が言うには、現在の市場が回復するにはしばらく時間がかかり、ビットコインの価格は1ビットコイン=約10,000ドル(約1,130,000円)~ 約16,000ドル(約1,808,000円)の間で安定するのではないかといいます。

そして先3~4か月は、1ビットコイン=20,000ドル(約2,260,000円)を超える事はないのではないかとも予測しています。

「もしこの予測を無視すれば、あなたは大損失を被るはめになるだろう」

と彼は忠告している。

また彼は、仮想通貨市場には公的機関が入り込む余地が存在していて、これからいっそう規制が厳しくなっていくのではないかと述べています。実際にゴールドマンサックス社などでは、仮想通貨取引部門を設立中であるという。

ちなみにノボグラッツ氏本人は、彼の個人のアカウントにて、ビットコインやその他の仮想通貨が価格上昇を果たすタイミングで上手く売り抜けてきました。

今回の価格暴落では損失を計上してしまったものの、これまでのトレードで十二分に儲ける事ができていたといいます。

実際に彼は、2015年始めに仮想通貨の購入を始め、今年それらを売却。約2億5000万ドル(約2,825億円)近い利益を稼ぎ出したと報じられている。

あまりに急激なアップダウンにプロの投資家たちも判断しかねる状況が続いているようですが、ますます目が離せない仮想通貨市場。

ヘッジファンドがどのような対応を見せるのか、要注目ですね!

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